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絵画であれ、デザインであれ、いい作品を描こうとすると、まず基本のデッサンだ、ということはだれでも知っています。ところが、そのデッサンが問題です。
何を、どれだけ描いたらいいか。
古い通念では「デッサン100枚、クロッキー3000枚」と云われました。 しかし、何をどれだけよりも「いかに描くか」が重要なのです。つまり「描くこと」は「ものの見かた、と描きかた」(これが技法です)の綜合なのです。ものの形態は、形と色によって成っています。この形と色さえ正確に見ることが出来れば、対象が何であるか、枚数や年数など量が問題ではないのです。
形と色を順序よく組織的に見ていく方法的なデッサン(下図)であれば、形や色についての感覚やその構成力が体得されていくのです。さらにデッサンだけでなく、油彩
や水彩など多様な表現もひらかれ、ひとり一人の個性・創造性も豊かになります。
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